本日(時間帯的にはもう昨日)の2/14、競馬界を衝撃のニュースがかけ抜けました。
エフフォーリア、電撃引退
一瞬で頭が真っ白になってしまって、この記事を書いている今も、どこかぼーっとしています。
色鳥が初めて好きになった馬がコントレイルであることは以前の記事で紹介しましたが、そのコントレイルは2021年の天皇賞・秋でエフフォーリアに2着で敗北しています。
テレビでこのレースをリアルタイムで見ていた当時は本当に悔しくて悔しくて、エフフォーリアの強さに頭を抱えたものです。
ジャパンカップでコントレイルが引退した後は、コントレイルへの応援をそのまま引き継ぐ形でエフフォーリアを応援するようになりました。
ちなみに、2021年度のエフフォーリアの戦績は以下の通り。
わずか10㎝の着差で敗れた東京優駿(日本ダービー)以外は全勝、3つのGⅠレースを制覇するという素晴らしい成績を残し、2021年度の年度代表馬に選ばれました。
そして迎えた2022年。年度代表馬として多くの支持を得ていたエフフォーリアでしたが、予想を裏切り、成績不振に陥ってしまいます。
こうして改めて戦績を見返すと、昨年1年間は苦悩の年だったんだなぁと感じますね。
昨年の年度代表馬ですし、管理する陣営にかかるプレッシャーはもちろん、騎手への重圧も半端ではなかったと思います。
応援し始めの頃は、コントレイルを負かした馬なのだからこれからも強くあってほしい、勝ち続けてほしいという気持ちが大きかったです。
けれど、陣営がどうにか勝たせようと試行錯誤している様子を見ていると、この努力がどうにか報われてほしい、復活してほしいという気持ちにどんどん変化していきました。
2022年の有馬記念直前の共同会見の動画がYoutubeにあるので、リンク貼っておきます。
【有馬記念2022】エフフォーリア・横山武史「この馬の変化を受け止めて今出来ることを」《JRA共同会見》 - YouTube
エフフォーリアの主戦騎手の横山武史くんの、エフフォーリアへの愛情と信頼、そして本来の強さを知っているからこその悔しさが伝わってきます。
「有馬だからとかではなく、エフフォーリアとまた勝ちたい」
彼からこの言葉を聞けて、本当にうれしかったです。
結果は5着。ぎりぎり掲示板内。
それでも、年度内では最高の着順で1年を締めくくりました。
2023年に入り、エフフォーリアの始動戦は先週2/12の京都記念。
昨年の有馬記念で掲示板に入り、復調の兆しが見えてきていただけに、今度こそ復活するのではないかとかなり期待されていました。
しかし、結果は競争中止。
ゴールを通過することはできませんでした。
4コーナーをまわったあたりから明らかにおかしな落ち方をしていたので嫌な予感はしたのですが、カメラが切り替わった時に騎手が下馬して装具を外しているのを見た時は、怪我をしたのかと本気で血の気が引きました。
JRAから心房細動(不整脈の一種)によるものだと発表されるまで、不安と心配でぼけーっとしていましたね。
2021年の活躍を見ていたからこそ、昨年の成績に加えて競争中止というのがショックすぎて、なんで…なんで…と、ぐるぐる考えていました。
その後、管理する鹿戸調教師から現在は体調に問題はないこと、今後については協議すると発表があり、ひとまず安心。
今後はどうなるのかなぁと考えていたところに、2/14に電撃引退、種牡馬になるとの発表がされました。
もう色鳥の感情はジェットコースターだよ!!!!!!
現役を退いてしまう寂しさ、悲しさ、勝ちきれなかった悔しさ、けれども命あって第二の馬生に進める安堵感、京都記念で無理せず競走中止の判断をしてくれた横山騎手への感謝の気持ち、その他にも言葉で言い表せないような感情が溢れてぐちゃぐちゃです。ぼーっとします。
まさかあれがラストランになるなんて思っていなかっただけに、衝撃が大きすぎる…。
晩ごはんのお鍋をやけ食いして、どうにか気持ちを落ち着かせて、いま記事を書いています。
感情のままに書いているので、いつにもまして文章が読みにくかったらすみません。
これまで夢を見せてくれてありがとうエフフォーリア。
3歳の時に見せた強さは忘れない。現役生活お疲れさまでした。
どうか、幸多き第二の馬生になりますように。
エフフォーリアの子供が武史騎手を背中に乗せて日本ダービーを勝利する末来を夢見て、今夜は眠りにつくことにします。
あなたを応援できてよかった。
本当にありがとうございました。