先輩と帰り道が一緒になって、途中までおしゃべりしながら帰ったの。
初めてたくさんお話しできて楽しかった。
ちょっと距離が縮まったような、そんな帰り道でした。
藤岡康太騎手の訃報が伝えられてから初の競馬開催日。
各競馬場に献花台と記帳台が設けられ、多くの競馬ファンが献花に訪れているようです。
彼がどれだけたくさんの人に慕われ、応援されていたのかがよく分かりますね。
色鳥は、なんとか事実を受け入れはできたものの、やっぱりまだ悲しみから抜け出すことができずにいます。
彼のエピソードが書かれている記事などを読むと、涙が出てきてしまいます。
生前の彼の映像を見ていると、本当にいつでも誠実な好青年で、明るく笑顔、元気に話している姿がとても印象的です。
なんの映像だったか思い出せないのですが、「藤岡兄弟は弟の方がよく喋る。うるさすぎて、内容ほとんど聞いてない(笑)」というようなことを、他のジョッキーが話していたような記憶があります。
明るく元気な人は、周りの人も笑顔にする。
康太騎手みたいに、私もそんな人間になりたいと思っています。
明るく笑顔で元気に。
たとえ元気でなかったとしても、ハッタリ上等で、そんな風に生きていきたいな。
本日、衝撃的なニュースが発表されました。
藤岡康太騎手逝去。
とても受け入れられないような発表でした。
4/6(土)の阪神7Rでの落馬事故により、頭部と胸部を負傷し、病院に運ばれたものの意識が回復せず、亡くなってしまったそうです。
あまりに突然の出来事に、とてもついていけません。
まだ35歳。あまりに若すぎます。
ついこの間の3月末にJRA通算800勝を記録して笑顔で写真を撮っていたのに。
8日前には騎乗予定の桜花賞の関係者インタビューで話していたのに。
つい先日まで、あんなに元気だったのに。
常に明るく笑顔だった康太騎手のことが思い出されて、日本ダービーくらいの時期には「皆さんご心配おかけしました!」とひょっこり姿を見せてくれるのではないかと、そんな気さえしてくるほどです。
競馬は命懸けの競技だと理解しているつもりでした。
でも、所詮つもりだけだったのだと気付かされました。
ニュースを見てから、康太騎手がもうこの世界のどこにもいないのだということがどうしても実感がわかなくて。胸はぐるぐるするだけで痛くなくて。
「本当なのかな?」って心の中でずっと唱えていました。
そうしているうちに、兄・佑介騎手がファンへ向けたコラムを公開してくれました。
自分たち家族が一番悲しくて辛いはずなのに、ファンのために文章を綴ってくれた佑介騎手。
このコラム冒頭の『康太は昨日、天国に旅立ちました』という文章を見て、「ああ、本当なんだ」と初めて受け入れることができました。
読み進めていくうちに涙があふれてきて、今まで感じていなかった悲しみや寂しさがわきあがってきて、今ブログを書きながらも涙がじわじわ滲んでいます。
でも、佑介騎手がコラムでお願いしていたように、康太騎手のことを悲しい出来事として残すのではなく、騎手として輝いていた姿を忘れないようにしたい。
私とって印象に残っているのは、やっぱりなんといってもマカヒキが復活した2021年の京都大賞典。
本当に感動したし、かっこよかった!
今は正直、悲しいと寂しいでいっぱい。
だけど、落ち着いたら、藤岡康太という騎手がいたんだということを忘れず、心の中に残し続けることが彼への手向けになるのかなと思います。
今までありがとう藤岡康太騎手。
あなたのこと忘れません。これからもずっと大好きです。
心よりご冥福をお祈りします。
どうか安らかに。ゆっくり休んでください。
働いていて思うのですが、社会人って本当に時間が無い。
朝起きて会社に行って、家に帰ったらごはん食べて寝る。
何かやりたいことをしようと思っても、時間が取れてせいぜい2時間程度。
勉強したくてもなかなかできなかったりする。
メンタルの調子が悪いとますますできなかったりする。
どうにかして勉強の時間を取りたいなぁって最近ずっと考えています。
色鳥は定期的に無性に勉強したい欲が我慢できなくなる時があるんですよね。
昔から勉強すること、というより、気になることは追究せずにはいられなかった性質なので、大人になって「知りたい」と思うことがより増えたことが原因かもしれません。
どうにかして勉強する時間を確保したい。
でも本も読みたいし。ますます時間が足りない。
色鳥の悩みはなかなか尽きません。
色鳥はメンタルが強くないので、自分のメンタルを健全に保つために、かなり気を遣っています。
基本的に後ろ向きなので、自分の思考のままに放っておくと悪い方にしか転がりません。
なので、強制的に上を向かせてやる必要があります。
最近気付いたのは、無理にでも誤魔化してでも前を向くというのは割と効果的だということ。
はったり上等というか、嘘がほんとになるような気がするんです。
なので、最近のメンタル管理の定番は「メンタルを誤魔化す」こと。
「私は元気だよ」と自分で錯覚させるのです。
そのために、最近は温泉に通ったり、ノートに気持ちを書きだしたり、簡単にできることを続けています。
私はもともと頭で考えるとぐるぐる考え続けてしまうので、ノートに書きだすというのは良い方法でした。
書き出すことで思考を整理しやすいし、それならどうするべきなのか、という結論までどうにか落ち着けることができます。それに、自分の中のモヤモヤがノートに移り、自身からは抜けていくような、そんな感覚があるんですよね。
一度精神を壊すと回復にはとても長い時間がかかるということを、私は身をもって知っています。
そして、精神の不調は身体にも影響を及ぼして、取返しのつかないような後遺症が残るということも。
だからこそ自分が一番、自分の心身を大切にしないといけない。
生きづらい世の中だけど、頑張って生きていかなくちゃいけないから。
少しでも楽に生きられるように、これからもメンタル管理はしっかりしていこうと思います。
思考や気持ちのアウトプットができるようになりたい、と決意して数日。
今日、職場で初めて自分の「こうしたい」を同僚に伝えることができました。
めちゃくちゃ緊張したし、言い出すまで1日かかってしまったけれど、それでも口に出せたのは私にとって大きな一歩です。
もちろん全てを受け入れてもらえたわけではないけれど、それでも同意を得られた部分もあったし、これから要検討という形に持っていけたのでよかったです。
本当にほっとしたし、抱えていた気持ちを吐き出せてとっても楽になりました。
自分の意見を出すのが怖いのは、自分の考えを否定されるのが怖いから。
自分の至らなさを突き付けられるような気持ちになるから。
弱い心を傷つけられたくないから。
結局自分を守りたいだけで、否定されるくらいなら言わないほうがいいと逃げていただけなんですよね。
そんな自分は嫌だってずっと思っていたので、今日一歩を踏み出せて、自分で自分を褒めてあげたいです。
詳細は伏せますが、自分の意見を出さざるを得ないような環境に身を置いたのは、結果的に正解だったのかもしれません。
明日もまた小さな一歩を踏み出せますように。