色鳥のある生活

生活日記です。

ただいま早朝午前4時。

時の流れは早いものでもう3/31。

今日が過ぎれば1年の四分の一が終わってしまうと思うと、なんだか怖いものを感じるのは私だけでしょうか。

 

さて、タイトルにもある通り、ただいま早朝午前4時にこうしてキーボードをかちゃかちゃ叩いています。

理由は単純明快で、どうにも寝れなかったからです。

今日は仕事もないので、堂々と夜更かししても問題なし。

 

私は常に心の中に何かしらの不安を抱えている性質なのですが、不眠気味になるのは大抵、正体のない漠然とした不安を感じている時です。

原因のはっきりしている不安であれば迅速に対処できるものですが、正体が分からないものは解決法が見つからず、結局自分の中に抱えて時間が解決するのを待つしかありません。

 

何かに怯える自分は好きではないし、もっと毅然とした人間でいたい。

そのために、少しずつ自信に繋がる毎日を重ねていきたい。

 

昨日より今日、今日より明日の自分を好きになれるように。

 

なんだか、文字に起こしたらちょっとすっきりしたかも?

よし、今日も1日頑張るぞ。

ありがとうエフフォーリア

本日(時間帯的にはもう昨日)の2/14、競馬界を衝撃のニュースがかけ抜けました。

 

エフフォーリア、電撃引退

news.netkeiba.com

 

一瞬で頭が真っ白になってしまって、この記事を書いている今も、どこかぼーっとしています。

 

色鳥が初めて好きになった馬がコントレイルであることは以前の記事で紹介しましたが、そのコントレイルは2021年の天皇賞・秋でエフフォーリアに2着で敗北しています。

www.youtube.com

 

テレビでこのレースをリアルタイムで見ていた当時は本当に悔しくて悔しくて、エフフォーリアの強さに頭を抱えたものです。

2021年の天皇賞・秋のゴール板前。毎日新聞の記事より。



ジャパンカップでコントレイルが引退した後は、コントレイルへの応援をそのまま引き継ぐ形でエフフォーリアを応援するようになりました。

 

ちなみに、2021年度のエフフォーリアの戦績は以下の通り。

netkeibaより引用。一番右枠の数字が着順。

 

わずか10㎝の着差で敗れた東京優駿日本ダービー)以外は全勝、3つのGⅠレースを制覇するという素晴らしい成績を残し、2021年度の年度代表馬に選ばれました。

 

そして迎えた2022年。年度代表馬として多くの支持を得ていたエフフォーリアでしたが、予想を裏切り、成績不振に陥ってしまいます。

netkeibaより引用。一番右枠の数字が着順。

 

こうして改めて戦績を見返すと、昨年1年間は苦悩の年だったんだなぁと感じますね。

昨年の年度代表馬ですし、管理する陣営にかかるプレッシャーはもちろん、騎手への重圧も半端ではなかったと思います。

 

応援し始めの頃は、コントレイルを負かした馬なのだからこれからも強くあってほしい、勝ち続けてほしいという気持ちが大きかったです。

けれど、陣営がどうにか勝たせようと試行錯誤している様子を見ていると、この努力がどうにか報われてほしい、復活してほしいという気持ちにどんどん変化していきました。

 

2022年の有馬記念直前の共同会見の動画がYoutubeにあるので、リンク貼っておきます。

【有馬記念2022】エフフォーリア・横山武史「この馬の変化を受け止めて今出来ることを」《JRA共同会見》 - YouTube

 

エフフォーリアの主戦騎手の横山武史くんの、エフフォーリアへの愛情と信頼、そして本来の強さを知っているからこその悔しさが伝わってきます。

「有馬だからとかではなく、エフフォーリアとまた勝ちたい」

彼からこの言葉を聞けて、本当にうれしかったです。

 

結果は5着。ぎりぎり掲示板内。

それでも、年度内では最高の着順で1年を締めくくりました。

 

2023年に入り、エフフォーリアの始動戦は先週2/12の京都記念

昨年の有馬記念掲示板に入り、復調の兆しが見えてきていただけに、今度こそ復活するのではないかとかなり期待されていました。

www.youtube.com

しかし、結果は競争中止

ゴールを通過することはできませんでした。

 

4コーナーをまわったあたりから明らかにおかしな落ち方をしていたので嫌な予感はしたのですが、カメラが切り替わった時に騎手が下馬して装具を外しているのを見た時は、怪我をしたのかと本気で血の気が引きました。

 

JRAから心房細動(不整脈の一種)によるものだと発表されるまで、不安と心配でぼけーっとしていましたね。

2021年の活躍を見ていたからこそ、昨年の成績に加えて競争中止というのがショックすぎて、なんで…なんで…と、ぐるぐる考えていました。

 

その後、管理する鹿戸調教師から現在は体調に問題はないこと、今後については協議すると発表があり、ひとまず安心。

今後はどうなるのかなぁと考えていたところに、2/14に電撃引退、種牡馬になるとの発表がされました。

 

もう色鳥の感情はジェットコースターだよ!!!!!!

 

現役を退いてしまう寂しさ、悲しさ、勝ちきれなかった悔しさ、けれども命あって第二の馬生に進める安堵感、京都記念で無理せず競走中止の判断をしてくれた横山騎手への感謝の気持ち、その他にも言葉で言い表せないような感情が溢れてぐちゃぐちゃです。ぼーっとします。

 

まさかあれがラストランになるなんて思っていなかっただけに、衝撃が大きすぎる…。

 

晩ごはんのお鍋をやけ食いして、どうにか気持ちを落ち着かせて、いま記事を書いています。

感情のままに書いているので、いつにもまして文章が読みにくかったらすみません。

 

これまで夢を見せてくれてありがとうエフフォーリア。

3歳の時に見せた強さは忘れない。現役生活お疲れさまでした。

どうか、幸多き第二の馬生になりますように。

 

エフフォーリアの子供が武史騎手を背中に乗せて日本ダービーを勝利する末来を夢見て、今夜は眠りにつくことにします。

 

2021年有馬記念を制覇した時のエフフォーリア。netkeibaの記事より。

 

あなたを応援できてよかった。

本当にありがとうございました。

 

 

新たな夢へ

皆さんお久しぶりです。

 

さて、気温も下がりすっかり世間が冬の装いになった今日この頃。

衝撃のニュースが競馬界をかけ抜けました。

 

 

福永祐一、調教師試験に合格。来年2月で騎手引退。

 

 

思わずスマホを二度見してしまったよね。

以前から調教師に向いてると言われていたし、私もそう思っていたし、今年の調教師試験を受験しているという情報もあったので、「もしかすると…」という気持ちは確かにありました。

 

でもまさか、来年の3月以降騎手として見ることがなくなるなんて…。

寂しさを感じずにはいられません。

 

色鳥が競馬を見始めて1番最初に好きになった馬がコントレイルで、その主戦騎手を務めていたのが福永騎手でした。

2021年ジャパンカップでラストランを優勝で飾ったコントレイル。
ネット競馬のニュース記事より。

 

1番最初に好きになった馬がコントレイルなら、1番最初に好きになった騎手はもちろん福永騎手。

 

色鳥が競馬をちゃんと見始めたのが2021年からなので、2020年にコントレイルが無敗の三冠(キャリア無敗で皐月賞日本ダービー菊花賞を制覇すること)を達成した瞬間は見れていませんが、JCで引退するまでの約1年間、ずっと応援していました。

 

コントレイルが昨年引退し、今年は福永騎手引退の発表。

寂しさを感じるなという方が無理でしょう!

 

2年ぽっちしか競馬を見ていない色鳥ですらこうなんですから、競馬歴の長い方はもっと大きな衝撃を感じているのでしょうね。

 

JRAの調教師試験は超難関で、合格率は約10%未満といわれています。

ちなみに、今年は134名受験して最終合格者は7名。合格率は約5%ですね。

 

その試験を現役騎手として乗鞍数を減らすことなく、GⅠレースも2勝して結果を出し続けながら合格したんですから、本当にすごいことです。

 

調教師転向を決意したのは、ジョッキーを続けたい気持ちと調教師になりたい気持ちとで、今年に入ってから後者が上回ったからなのだそう。

 

受験前には、

 

「今が一番いい環境でやれているし、何の不満もない。騎手を辞める理由は一つもない。ほとんどの人が理解できないと思うけど、自分の人生。自分の中で正解であればいい」

 

と語っていたそうです。

 

やっぱり、この人好きだなぁって思った(笑)

人間、やりたいことをして生きるのが1番だよね。

 

馬と共にターフを駆け抜ける姿が見れなくなるのはとっても寂しいけれど、新しい夢に向かって挑戦する姿を応援していこうと思います!

今日のカペラSで優勝したリメイクと福永騎手
ネット競馬のニュース記事より。

 

彼が現役でいるあと少しの間、騎手としての姿を競馬場に見に行けたらいいなぁ。

 

 

すごかったダービー!

時が過ぎるのは早いもので、クラシックが開幕したー!と騒いでいた前回の投稿から1ヶ月以上が経ち、オークスも終わり、ついに5/29の日曜日に日本ダービーが開催されました。

 

ここまであっという間だったな~!

競馬を見始めてから初めてのリアルタイムで見るダービー、楽しみでしかなかった✨

 

武豊ジョッキーがドウデュースで6回目のダービー制覇!しかもダービーレコード!

すごい記録が生まれる瞬間を目の当たりにしてしまった…!

 

直線向いてから切れ味抜群の末脚がカッコよかった~!

本当におめでとうございます!

 

2022年日本ダービーのゴール板前。東スポ競馬より

 

次は直行で凱旋門賞を目指すそうで、応援するっきゃない。

ついに日本馬がフランスの凱旋門をこじ開ける時がくるのか…!?

今年の凱旋門は日本馬の登録が多いし、秋の楽しみが増えたわ。

 

さて、日本ダービーは、全てのホースマンが目指す最高位のタイトルだとよく言われます。

そこで、日本ダービーとはどんなレースなのか?をざっくり調べてみました。

 

以下はただの色鳥の競馬学習ノートになっているので、読まなくても全然OKです。

 

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牡馬クラシック競走は、皐月賞東京優駿日本ダービー)・菊花賞の3つを指します。

 

牡馬クラシック競走の第二弾として開催される日本ダービーは、イギリスの「ダービーステークス」を範として、競走体系の確立と、競走馬の資質向上を目的として、1932年に創設されました。

 

1932年っていつ頃だ…?と思って調べてみると、満州事変の翌年、五・一五事件があった年だそう。

わぁ、すっごい昔。

今から約90年前には既に創設されていたとは驚きです。

 

現存するレースのうち、前身は含めずに考えると、日本ダービーは最も古い歴史があります。

なんか、もうこれだけで特別感ありますよね!

 

もともとは東京優駿大競争の名前で始まったこのレースですが、幾度かの改称を経て、1964年に東京優駿日本ダービー)となり、1984年のグレード制の導入に伴ってGⅠに格付けされて現在に至ります。

 

そして、なぜ日本ダービーがそこまで特別なのか?について。

 

ダービーを制することはホースマンの夢であり、ダービーを勝利した騎手には「ダービージョッキー」の、調教師には「ダービートレーナー」の称号が与えられます。

 

これはホースマンにとってこれ以上ないくらいの栄誉で、「ダービーに勝てたら騎手を辞めてもいいくらいの気持ちで臨む」と意気込みを語った騎手もいるくらいです。

 

それほどまでに特別な日本ダービー

その最たる理由は、3歳のクラシック世代の頂点を決めるレースであること。

 

地方競馬でも様々なダービーが開催されていますが(ダービーシリーズ)、中央競馬のダービーは日本ダービーしかなく、名実ともに日本最強馬の称号を手にするには、日本ダービーを制するしかありません。

 

一生に一度、同世代約7000頭のうち、限られた18頭の中から世代最強を決めるレース。

それが日本ダービーです。

 

なんだかもう、出走するだけですごい世界や…。

 

あとこれは余談ですが、日本ダービーは牡馬クラシック三冠競走に位置付けられていますが、実は牡馬だけでなく牝馬も出走が可能です。

 

しかし、近年では出走する馬は極めて少ないですが…。

 

牝馬には牝馬三冠レースが別枠であるのと、種牡馬選定の意味合いが強いので、わざわざ牝馬が出走するというのはとても珍しいことなんでしょうね。

 

2007年にウオッカという名牝が64年振りに牝馬のダービー制覇という偉業を達成していますが、当時はダービー出走を決めた陣営に対して批判が集中して、かなり苦労したそう。

 

ウオッカを管理していた角居調教師は、強い批判にさらされながらも、「挑戦しなければ夢はない」という強い信念のもと、ダービーへ挑んだそうです。

 

個人的に、この言葉はかなり胸に響きました。

 

ともあれ、ざっとですが以上がダービーレポートになります。

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競馬学習、終了。

 

さて、最近はどんどん気温が高くなり、夏の到来を感じています。

夏競馬、そしてその先の秋競馬を楽しみにしつつ、過ごしていこうと思います。

 

今年のクラシックに出走した馬から故障も報告されていますし、しっかり休養してまた元気な姿を見せてほしいですね。

 

 

 

 

 

クラシック開幕!

先週の桜花賞を皮切りに、今年の中央競馬クラシックレースが開幕しました。

 

クラシックレースとは、桜花賞皐月賞優駿牝馬オークス)、東京優駿日本ダービー)、菊花賞の5つのレースの総称です。五大クラシック競走とも呼ばれます。

もともとはイギリスの競馬体系にならって作られたもので、出走できるのはサラブレッド系3歳馬のみ。

競走馬にとって挑戦するチャンスは一生に一度しかない、とても特別なレースです。

特に日本ダービーは競馬サークルの全ての人が目指すタイトルなので、一際特別感がありますね。

 

先週は今年最初のクラシックレース、桜花賞阪神競馬場で行われました。

牝馬三冠競走の初戦。

 

ブログ更新しようと思ってたけど、気が付けば一週間経ってたという(笑)

色々と衝撃だった大阪杯のことも書けないままズルズルと今日まできてしまいました。

 

先週の阪神競馬場の桜並木は葉桜になりつつもまだ花が咲いていて、『桜花賞』というレース名にギリギリ間に合った感じ(笑)

 

ゴール直前でウォーターナビレラをとらえたスターズオンアースが差し切って勝利!

とても見ごたえのあるレースでしたね。

最後の直線では「あー!!わー!!」と大声を出しまくりでした

 

スターズオンアース、川田騎手、おめでとう!!

ちなみに、川田騎手は色鳥のイチオシだったりする。

 

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さて、今日は(もう昨日か)牡馬三冠クラシック競走の初戦、皐月賞でした。

4月なのに皐月賞なの?と思われるかもしれませんが、昔は5月に行われていたらしく、競走名はその名残だそうです。

 

舞台は中山競馬場、芝2000m。

1番人気のドウデュースをはじめ、イクイノックスやダノンベルーガ、名前が話題になったオニャンコポンなど、有力馬が多くてオッズもばらけ気味。

 

内枠有利といわれているらしい中山の芝コースで、人気馬は比較的外目の枠。

 

いったいどの馬が勝利するのか予想がつかない…。

 

レースの映像はこちら↓

www.youtube.com

 

 

最後の直線、イクイノックスがぐんっと前に出てきた時、「これはイクイノックスの勝ちだ!!」と思ったんですが、ジオグリフが差し返してゴール。

 

いやー、びっくりした。お見事でした。

 

ジオグリフが最後差し返したこともびっくりだけど、大外枠だったイクイノックスがあそこまで好走すると思ってなかった。さすがですルメール先生。

 

ドウデュースも最後方の位置取りから大外まわして上がり最速で3着にくいこんだのもすごい!

 

ジオグリフ、福永騎手、おめでとうございます!!

 

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東京スポーツ新聞社掲載の画像より引用

 



 

いや~、今後の競走が楽しみになる内容でした。

っていうか、1・2着どっちも木村厩舎所属ってすごいな。

 

実は、競馬初心者の私は、ジオグリフの父ドレフォンのことをまったく知りません。

ぶっちゃけ名前も聞いたことありません。

下調べ時に血統表見て「誰?」となりました。

 

今年が実質ディープ産駒最終年と言われているように、これからは新種牡馬の時代がやってくるんだな、としみじみ。

わくわくするような切ないような。

 

ディープインパクトっていう昔から知ってる名前が、現役から遠ざかっていく寂しさもあるのかな。

今日の皐月賞、ドウデュースの大外まくって走る姿にディープみを感じたせいかも。武豊騎乗だし。

 

ちょっとしんみりした気持ちになった週末でした。